メルボルンで一軒家を借りて住んでいる友人が、芝生の管理で苦労している話です。海外の庭事情が垣間見れるお話です。トップ写真はセントキルダビーチ。友人撮影。
先日オーストラリアのメルボルンで家を借りて住んでる友人が面白いことを言ってました。
「庭にツタみたいな芝生はえてて困っている!」
家族とともにメルボルンに移り住んだときにせっかくだからと一軒家を借りた友人、庭の管理に手が回らないようでもう二度と一軒家は借りないと話してました。
『オーストラリアの我が家の芝生ですが、というか庭全体ですが、管理はひどいものです(笑)。二人とも庭に興味がないため・・・(すいません)、賃貸を返却するのにやらなければならないタスクとして認識し仕方なくがんばっております笑 』
興味がない人には苦悩でしかない庭の管理(笑)、友人にメルボルンでの庭管理事情について尋ねてみました。

庭管理は義務?
海外では地域によっては、庭や芝生を綺麗に管理することが義務化されて罰金さえあるところも、というのは聞いたことがある人もいると思います。友人のところではどうなのでしょう。
『我が家は契約時に借りる人の義務として庭のメンテナンスが契約に入っているため、後ろ向きですがインスペクションという半年に1回の監査(ちゃんと使ってるかチェック)のたびに、雑草をとり、芝刈りをしています。芝刈り機は買いたくないので仲良くなった隣の家から借りています。ちなみに余談ですがバラが入口にあって、そのバラを無視していたら肥大化してしまい、いよいよ返却するにあたって、年末に覚悟してバラの剪定をしました。この話に興味があればまた別途・・・笑 』

参考:

参考にと送られてきたURL、これによると賃貸物件の芝生の手入れに関する責任は賃貸契約で定義され、入居者の責任となることもあるようです。しかし、定期的に点検されるというのは驚きですね!
ご近所の芝生管理事情
『ちなみに、まわりの家をみていると、自分でやっているか、または業者に依頼しているケースが多いようです。庭が広すぎる家もあるので。うちが1回お願いしようとした業者はこちら。
バラの相談もしたんですが、めっちゃ愛嬌のあるおじさんで、アドバイスくれた上、俺に頼めば芝生の際の線もまっすぐにするぜ、とかいってました。』
日本ではあまり聞きませんが、芝生管理専門の業者も多くあるようです。芝生の際の線もまっすぐするぜ!くすぐられるセリフです!

芝生の種類について
メルボルンではどのような芝生が育てられているかも気になるところです。
『芝生の種類はわかりませんが・・写真は提供できます。』


セントオーガスチングラス、バッファローグラス等候補は上がりましたが品種の特定はあきらめました。
取材時の写真:上👆の写真の一年後。
先ほどの写真は1年前。日本帰国を控えた取材時時点の写真も合わせて送られてきました。
※1月撮影。メルボルンは真夏


一体何が起こったのでしょう。水枯れなのか、虫の仕業なのか──。
退去前にできることはないかとXでアドバイスを求めたところ、返ってきたのは一言、「塗る」。
果たして友人の運命は……。何も罰せられていなければいいのですがもはや神のみぞ知る、というところでしょうか。
最新の写真(7週間後)
掲載前に改めて連絡を取ったところ以下のメッセージと共に新しい写真が。
『ちなみに一応、あのあと、毎朝水をまいて、肥料もやったあとの写真があるので参考までに共有しますねw なんとかごまかせそうかという感じにはなってきてますw』


何とか無事にインスペクションをパスすることをお祈りしたいと思います。
そして『典型的な最近の新築の家』の写真を送ってくれました!


メルボルンの日差しに照らされる整えられた芝生!憧れますね♪
最後に
今回お話を聞かせてくれた友人のメルボルン生活を書き留めたnote+です!大人留学、メルボルン移住に興味のある方要チェックです!
ご協力に感謝です。