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芝生の更新作業って? 2月から3月にやりたい「春の低刈り」「サッチング」

芝生の更新作業って知ってますか?冬に枯れた芝を刈り取ったり、エアレーションや根切りなどの作業をしたりします。ここではまず、シーズン一番最初に始める作業「春の低刈り」「サッチング」について解説します。

2月から3月、芝生が休眠から覚めて芽吹き始めるこの時期に行う「春の低刈り」「サッチング」は、その年一年の芝生の美しさを左右する非常に重要な作業です。
なぜこの時期なのか、そして具体的な手順について一般的な方法の説明と、芝生愛好家たちの実際の作業や便利な道具、ちょっと特殊な「マンタロー流」の作業について紹介しますね!

春の低刈りとサッチング 2月〜3月に行うべき理由

この時期にこれらの作業を行う最大の目的は、「新芽が出やすい環境を整えること」と「地温を上げること」です。(※東北や雪の多い地域、寒地型の西洋芝などは異なります)

  • 日光を地表に届ける: 冬の間に枯れて堆積した古い根や茎、古い枯れ葉(サッチ)を取り除くことで、日光が直接地面に当たるようになります。これにより地温が上がりやすくなり、芝生の芽吹きを促進します。

  • 通気性と透水性の改善: サッチが溜まったままだと、雨が土壌に浸透しにくく、また湿度が高まって病害虫の温床になります。この時期にリセットすることで、健康な芝の成長を助けます。

  • 成長点の調整: 古い葉を短く刈り込んでおくことで、新芽がスムーズに伸びるスペースを確保し、密度の高い美しい芝生になります。昨年までに上がってしまった成長点も下げることができます。

低刈り(軸刈り)のやり方

春の低刈りは、通常のシーズン中に行う「軸刈り厳禁」のルールとは異なり、あえて短く刈り込む作業です。

  • 芝刈り機の高さを最低設定に: 芝刈り機の刈り高を一番低い設定(5mm〜10mm程度)にします。

  • 枯れ葉を一掃する: 枯れて茶色くなっている部分を思い切って刈り取ります。芝の葉が長い場合や抵抗が強くてうまく刈れない時は、高めの設定から徐々に刈り高を下げていきます。地面が少し露出するくらいまで刈っても問題ありません(※高麗芝などの暖地型芝生の場合)

サッチングのやり方

サッチングは、堆積した古い根や茎、古い枯れ葉(サッチ)をかき出す作業です。

  • 道具の準備: 金属レーキ(ステンレス製の熊手)や、専用のサッチングマシン、サッチ取り専用レーキなどを使用します。

  • 縦横にかき出す: 芝生の表面を強めに引っ掻くようにして、奥に詰まった茶色いサッチを浮かせます。かなり体力を使う作業ですが、ここでしっかりかき出すことが肝心です。

  • サッチの除去: 浮き上がってきた驚くほどの量のサッチを、熊手やホウキなどできれいに掃除します。

仕上げの作業

低刈りからサッチングと順番に作業が終わったら、以下の作業をセットで行うのが理想的です。

  • 仕上げの低刈り:サッチングの後にもう一度芝刈り機で刈ってみましょう。サッチが取れてより深くまで刃が入るようになり、また、葉が起きているのでさらに刈り込めるようになっています。仕上げの低刈りをすることで高さが揃ってより綺麗に仕上がります。

  • 目土(目砂)入れ: 凸凹を修正し、新芽を保護するために薄く目土(目砂)を入れます。

芝生管理をもっと楽しみたい方に!

「夏の芝刈りが大変!」「芝生がフカフカして芝刈り機が進まない!」そんな経験ありませんか?

それは、サッチが溜まり過ぎていたり、成長点が上がってしまっているからかもしれません。この時期にリセットすることで、夏の芝刈りもスムーズに楽しく出来るようになる可能性があります。

芽吹き前にこのひと手間を加えることで、ゴールデンウィーク頃には見違えるような緑の絨毯を楽しむことができますよ!

芝生愛好家たちの春の作業

どうも、マンタローです!

僕も毎年3月中には、低刈り・サッチングを終わらせるようにしてます。

実は春のこの作業って、僕は一年の中で一番好きな作業で、かなり重要だと思っているので結構こだわって仕上げているんです。ちょっと我が家の芝生ならではの特殊な事情?もあったりして、あまり一般的ではない方法も含まれますが、作業の目的や考え方は共通するので紹介しますね!

マンタロー芝の特殊事情とは?

ウチの芝生、夏もすっごく低く刈り込んでいるんです。2025年シーズンは6.5mmで芝刈りしていました。普通の一般の家庭の芝生だと、20mmとか?それくらいが多い感じですかね。芝生愛好家でこまめに芝刈りを楽しんでいる人は10mm前後で芝刈りしてる人も居ますが、そういう芝生にするなら、この春の作業は必須ですね!

密度もすごいんです

また今年もこれを目指すぞー!と意気込んで春の作業に取りかかる。それがいいんです!

とくに、春の低刈りの目的のひとつである「成長点を調整する」これをやらないと、夏も低い刈り高を維持できないし、これ程まで密度も上がりません。

大変な作業も、夏の姿を想像しながらやると、ワクワクに変わります。

ですが、、、夏の柔らかい緑の芝とは違い、冬に枯れた葉と、その下に隠れたサッチが、ゴリゴリのカチカチに絡み合って想像以上に手強いです、、、涙

この難敵をやっつけるために、芝生愛好家にも評価の高い色々な道具を試しながら紹介していきますね!

サッチングの道具

・金属レーキ(ステンレス製熊手)

一般的な家庭のお庭では、まずはこの道具から始めてみるのがいいと思います。価格もそれほど高くなくホームセンターなどでも買えます。ポールや熊手部分が伸縮するタイプもあり、作業する範囲や使い方によって調節ができます。収納もコンパクトになるので場所をとりません。

ただ、完全に人力なので体力勝負です、、、

すっごく疲れます。

広い芝生をこれで全面やるのは、かなり根気が要ります。

・キンボシ 芝生のサッチ取りレーキ

家庭用の芝刈り機など、人気の芝生用品を数多く取り扱っているメーカーのキンボシ(Golden Star)から、サッチ取り専用のレーキも販売されています。

8本爪の(小)と、12本爪で伸縮ポール付きの(大)の2サイズです。

芝生の上を撫でるように滑らすだけで、あまり力を使わずサッチを取ることができます。

全然取れない……(´;ω;`)

もっとスルスル取れるのを期待したのに…

芝JUNさんは気持ちイイくらいに取れていますね!

やはりこれは、我が家の特殊事情(短い芝がパツパツに詰まっている)によるものみたいです。

広がっている爪の間を、短く刈り込まれた芝の葉がスルスルと逃げていき何も引っかかりません…

ある程度の葉の長さが必要みたいですね。

しかし、金属レーキやサッチ取りレーキを使用すると、ゴリゴリのカチカチに絡まっていた芝生が、徐々にほぐれて柔らかくなってきました。

もともと6.5mmとすごく低く刈り込まれていた芝生なので、春の低刈りとしてもっと短く刈りたくてもそれ以上刈れなかった我が家の芝生。絡み合っていた芝生をほぐして立たせると、葉の長さが伸びていることが分かります。

芝刈り機の刈り高を6.5mmに設定して刈り続けていても、地面に這うように横に寝ている芝の葉の上を芝刈り機のタイヤが通るので、地面の土からの芝生の厚みは1~2cmにもなっていることがあります。

これは低く刈っている我が家だけ特有のものではなく、20mmや30mmで芝刈りをしていても芝刈り機の特性上みんな同じようになります。

サッチングをすると芝生の中から驚くほど長い枯れ葉やサッチが出てきますよ!

なので、春の作業として「低刈り」「サッチング」と順番にやった場合、サッチングの後にもう一度仕上げの低刈りをすると、さらに低く刈り込めるようになっているのです。

・キンボシ サッチスイーパー SS-2000

こちらもキンボシ(Golden Star)の手動式サッチングマシーンです。

レーキなどを使い人力でやるサッチング作業に比べ、手押し式の芝刈り機と同じ要領でサッチが取れるので、格段に楽にできます。

同メーカーの人気芝刈り機「バーディーモアー」と同じサイズなのでコンパクトで軽く、電源も必要ないので手軽に扱えるのが良いですね。

後から紹介する「京セラ LM-2810」と比べても圧倒的に軽くコンパクトです。

実はこのサッチスイーパーは「みんなの芝生広場」のイベントの抽選会に、キンボシさんから提供された商品なんです。抽選で当選されたマキシマスさんからお借りして使用感を確かめてみました。

⬇マキシマスさんの使用レビュー記事はコチラ

こんなにもりもりサッチが取れる感覚を味わいたい!

意気揚々と試しましたが……

撃沈……

何度も言うけど「我が家の芝生の特殊事情」のせいです…

いわゆる「普通の」家庭の芝生ならちゃんと使えます。

⬇れいさ芝でも良い感じ!

我が家の芝生の場合、金属レーキなどであらかじめガチガチ芝をほぐして、柔らかく立たせてあげてからなら、うまく取れましたね。

しかしサッチングマシーンを使うためにレーキで人力サッチングをするって……?

さすがにここまで低く刈り込んである芝生はそんなに多くはないはずですが?葉はある程度長いけど、密度がすごくてなかなか取れない!って人も居るかもしれません。

ハンドルの持ち方を変えて少し体重をかけてあげるとさらにしっかりと掻き出すことができましたよ!しかし、、、疲れますw

こうやって徐々にほぐして、葉が長すぎたら芝刈り機で刈りながら何度か繰り返しすすめると、綺麗に仕上がりそうです。

あまり無理にやるとサッチを掻き出すためのコームが折れてしまうこともあるかも?

でも、簡単に交換できるし、補修用のコームも売っているので安心ですね!細く柔らかいコームは、芝生を痛めずに優しくサッチを掻き出す秘訣かもです。

・京セラ 電子芝刈機 LM-2810

京セラ(kyocera)旧RYOBI 電子芝刈機 LM-2810では、芝刈り機のリール刃と交換して使用できるオプションのサッチング刃もあります。

これがすごく優秀で芝生愛好家の中ではメジャーな機種となっています。

普段の芝刈り機とは別に、これをサッチング専用マシーンとして所有している方も多いですよ!

本体のサイズ(刈り幅)の違いでLM-2810(大)とLM-2310(小)の2種類あります。リール刃やオプションのサッチング刃、根切り刃は、本体サイズによってそれぞれ別になるので注意してください。

分かりますよね?我が家の特殊事情です…

このサッチングマシーンが使えないって話しは、ほとんど聞いたことがないです。特に家庭の高麗芝などの日本芝では!

「一往復でサッチが一杯に!」「これがないと春の作業できない!」「もう人力には戻れない!」「これ無しでは生きていけない!(大げさ?w)」などなど…

「そんなに広くないから取り回しが大変」「電源コードが鬱陶しい」「音が気になる」など、芝生の面積によっては、そこまで必要ないって方もいらっしゃいますが「サッチが簡単に取れる」という点では間違いないマシーンです。

ある程度の広さがある芝生(40~50平米以上とか?)では非常に助かる道具ですね!

サッチングだけではなく、芝刈り機なので低刈りにも使えます。春の低刈りは夏の芝刈り(葉刈り)と違い、枯れた芝を低く「軸刈り」の状態まで刈ってしまいます。これが手押し式の手動芝刈り機だと結構力が必要で大変なのですね〜。

電子芝刈機ならモーターのパワーで力強く刈ってくれるので楽に作業ができます。

刈り高を最低5mmの設定からできるので、春の低刈りには重宝します。

この時期なら軸刈りして少し地面が見えるくらいになってしまっても問題ありません!

このサッチング刃のスプリングも外れて飛んだりすることもありますが、これも補修部品が買えて簡単に交換できます。

・刈払機

マンタロー芝の特殊事情の攻略法として、我が家でいつも使っているのは、このエンジン式の刈払機です。

住宅街や小さめのお庭では使いにくいですが、我が家は田舎なので…

パワーもあるし庭の形状に合わせて取り回しがしやすいし、傾斜のある法面なんかでも使えますね!

ガチガチに絡み合って密度の詰まった芝生も、刈払機で地面スレスレまで刈り飛ばしてしまいます。少しくらい土にくい込んでしまっても大丈夫です!砂で埋めておけば、また芝生は生えてきます。

大胆に地面を削って刃が傷んでも安いのが魅力ですね!芝刈り機の刃が消耗すると寿命も縮みます。

表面の枯れ芝を刈り取ると、地面近くに沢山のサッチがあることが確認できます。これを今まで紹介してきた道具を使って取り除いていきます。

低刈り→サッチングと、順番に終わったら、最後に仕上げの低刈りを芝刈り機で行います。

・バリカン

芝刈り機や大きな道具が入らない場所は、バリカンを使って仕上げます。芝刈り機よりも刈り高を自由に調節できるので、細かく丁寧に仕上げることもできます。

あまり広くない範囲の芝生なら、全面をバリカンで仕上げる方もいらっしゃいますよ!

・マジカRホーキ

芝生作業やお庭仕事になにかと便利な、高儀(Takagi)の、ちょっと変わった形をしたホウキです。

掻き出したサッチや刈りカスを集めるのにも使えます!

目土や目砂を広げるのにも使えますね。

「マンタロー芝の特殊事情」により、有効に使える道具は変わりますが、作業の手順や目的は一般的な方法と同じです。

我が家の場合は、夏も低く刈り込めるように、この時期に大胆にリセットして「春の低刈り」も、もの凄く低い状態に仕上げます。

一般的な芝生の高さ(20mmから30mm)くらいで夏の芝刈りを行う場合は「春の低刈り」も、10mmくらいで十分効果あります。

「そんなに芝刈りしないから」って方でも、この時期の「低刈り」「サッチング」の作業を取り入れると、間違いなくワンランク上の素敵な芝生になりますよ!

なにより、凸凹も減って芝刈りもしやすくなるので、気分よく芝刈りできます。

是非、芽吹き前の芝生にも目を向けて、この春から芝生ライフを楽しみましょう!

mantarooo

茨城県で庭の芝生を愛でる日々を送ってます。
芝生の楽しさをみんなで味わいたい。
芝生の魅力に惹かれて手をかけることが喜びに!

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